洗顔なんて、毎日やっている。
子どもの頃からずっとやっていて、
特に困ったこともないし、肌がひどいことにもなっていない。
だから「正しくできているか」なんて、
考えたことがなかった。
あるとき、洗顔の動画を何気なく見ていて、手が止まった。
「すすぎが足りていない人が多い」「泡を乗せる時間が短すぎる」という話をしていた。
特に目新しいことは言っていない。
でも、自分のことを言われている気がした。
ちゃんとやってきた、のか
洗顔は、毎晩している。
クレンジングで落として、洗顔料で泡立てて、洗い流す。
手順はあっている。順番も間違っていない。
ただ、丁寧にやっているか、と聞かれると、少し止まる。
泡を顔に乗せるのは、だいたい20秒くらいだったと思う。
すすぎは手で水をかけてざっと流す程度。
「泡が残っていないか」まで確認したことは、たぶんなかった。
朝の洗顔はもっとざっくりしていた。
「昨晩ちゃんと洗ったから」という感覚で、水だけで済ませることが多かった。
「問題はなかった」と思っていたけど、
もしかしたら「問題に気づいていなかっただけ」だったのかもしれない。
気づかないままやっていたこと
洗顔で、知らずにやりがちなことがある。
「正しい洗顔」を一から調べると情報が多すぎて嫌になるので、
自分が「あ」と思ったものだけ書いておく。
すすぎが足りない
一番多いのが、これらしい。
洗顔料の成分が肌に残ると、くすみや毛穴詰まりの原因になる。
「洗った」つもりで、落とし切れていないことがある。
特にフェイスライン、小鼻の横、髪の生え際。
手が届きにくいところほど、残りやすい。
手で水をすくって流す場合、回数が知らず少なくなっていることがある。
擦りすぎている
きれいにしようとして、ゴシゴシ洗っていた時期があった。
摩擦が肌のバリアを傷める、という話は知っていたけど、実感がなかった。
「どうせ毎日洗うんだから同じでしょ」と思っていた。
あるとき、洗顔後に頬がひりひりすることに気づいた。
「肌が弱いんだ」と長いあいだ思っていたのが、
もしかしたら洗い方の問題だったかもしれない。
泡が足りていない
泡立てが甘いと、肌に直接摩擦がかかる。
泡立てネットを使うと全然違う。
手で一生懸命泡立てようとすると時間がかかるし、疲れる。
100円のもので十分なので、まだ使っていないなら試す価値はあると思う。
朝の洗顔を軽く見ていた
夜きちんと洗っていれば朝は水だけでいい、という考え方もある。
それ自体は間違っていないかもしれない。
でも、寝ているあいだにも皮脂は出るし、枕の汚れも肌につく。
「昨夜きれいにしたから」という気持ちで、翌朝の状態を確認していなかった。
少しだけ変えたこと
大がかりなことはしていない。
すすぎの時間を、少し長くした
今まで10秒くらいで済ませていたのを、30秒以上かけるようにした。
フェイスラインと生え際を、特に意識して流す。
それだけのことだけど、翌朝の肌が少し違う気がした。
泡立てネットを買った
近所のドラッグストアで110円のものを買った。
使ってみると、今まで自分で泡立てていたのが嘘みたいに濃い泡になった。
泡の量が増えると、肌への摩擦が減る。
「柔らかく洗えている」という感覚がわかるようになった。
朝の洗顔を、気分で変えるようにした
毎日同じにしなくていい、と思うことにした。
皮脂が気になる日は洗顔料を使う。
そうでもない日は、ぬるま湯で流すだけにする。
「どちらが正しい」じゃなくて、その日の肌の感覚で決める。
これが一番、続けやすかった。
完全に変わった、とは言えない。
肌の調子が悪い日はある。
年齢のせいか、疲れのせいか、よくわからない。
それでも、翌朝の鏡を見たとき、「あ、なんか違うかも」と思う日が来た。
明るくなったというより、荒れていない、という感覚かもしれない。
「ちゃんとできていた」と思っていたことが、
実はそうでもなかった。
そういう気づきって、美容に限らず、たまにある。


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